「メディカルサロン」で向精神薬を不正に譲渡
全国でエステ店や診療所などを展開する東京の「メディカルサロン」グループ(代表・風本真吾医師)が、肥満治療に使われる向精神薬「マジンドール」を、薬を取り扱う資格のない提携先エステ店に譲渡したとして麻薬取締法違反容疑で、近畿厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受けていたことが27日、分かった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071227-OHT1T00207.htm
同取締部は、エステ店などを通じた向精神薬の不正販売が全国で行われていた可能性もあるとみて調べている。
調べでは、風本医師と、関西の拠点「心斎橋メディカルサロン」(大阪市中央区)の従業員は昨年7月ごろ、大阪府内の提携先エステ店に、マジンドールを主成分とした錠剤「サノレックス」20錠を宅配便で送り、1錠あたり600円で販売した疑い。
このエステ店はダイエットを希望する客に、マジンドールの効用を紹介。客に記入させた問診票を心斎橋店にファクスし、その後、風本医師らが電話で問診した上、心斎橋店に処方指示を出していた。宅配便で錠剤を受け取り、客に1錠1000円で販売していたという。
マジンドールは便秘や睡眠障害などの副作用があるとされるが、メディカルサロンをめぐって健康被害は確認されていないという。麻薬取締法は医薬品販売の許可を持つ事業者ら以外への向精神薬の販売を禁じている。
風本医師は、家宅捜索を受けたことを認めた上で「マジンドールを卸販売したり不正利用した事実はない。提携先エステ店に支払った金は、薬を購入した客への集金代行手数料だ」と説明。「誤解を招くと指摘され、客から直接集金する方式に変えた」としている。
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