「やせ薬」無資格で処方、医師ら2人逮捕
診療所やエステ店を全国展開する「メディカルサロン」グループ(東京)による肥満治療薬「マジンドール」の不正販売疑惑で、大阪地検公安部は8日、医師法違反(無許可医業)容疑で、同グループ代表で医師の風本真吾容疑者(44)と、六本木メディカルサロン(東京都港区)店長の岡村沙代里容疑者(29)を逮捕した。公安部は同日、近畿厚生局麻薬取締部と合同で、東京・四谷や六本木のメディカルサロンなど関係先の家宅捜索に着手した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080108/crm0801081314020-n1.htm
調べでは、風本容疑者は、医師免許がない岡村容疑者に指示し、平成18年5月~9月、六本木メディカルサロンの女性客に対し、マジンドールの成分を含む錠剤「サノレックス」120錠を処方し、販売した疑い。風本容疑者は「医師が適切に処方していた」と否認しているという。
関係者によると、同グループの複数の店舗では、アルバイトの医師らが客を診察。しかし医師が診察するのは初回だけで、2回目以降の処方では医師がかかわらないケースがあったという。
グループはこれまでに全国で20~60代の女性など数百人にマジンドールを販売したとみられ、公安部は、余罪があるとみて調べを進めている。
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【マジンドール】 高度肥満症の患者の治療で、食事・運動療法の補助として使われる向精神薬。商品名はサノレックス。国内では平成4年に販売が始まった。脳の食欲中枢に作用し、食欲を抑制するが、依存性への注意が必要とされ、肺高血圧症や嘔吐(おうと)、睡眠障害などの副作用が報告されている。投薬には医師の処方が必要。投与期間はできるだけ短期間で、3カ月が限度とされている。高度な肥満の場合は保険適用となるが、ダイエットのために適用外で処方する医院もある。
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