がん支援考えよう 島根県益田保健所が座談会
▽知識・相談の大切さ紹介
がん患者の緩和ケアや在宅による患者支援のあり方を考える地区座談会が十八日、益田市多田町の多田温泉で開かれた。島根県益田保健所が初めて開催。向横田地区の住民ら約三十人が出席、がんの基礎知識や相談の大切さが紹介された。
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200802190439.html
座談会では、医療の専門家として益田赤十字病院の岸本弘之副院長(消化器一般)は「もし、がんと診断されたら」と題し、対応を指導。食物や喫煙などによる遺伝子の突然変異で発症するメカニズム、痛みによる睡眠障害や不安感増大を報告。「積極的に治療を受け、悩みがあれば担当医などに相談を」と訴えた。
患者の立場として、ほっとサロン益田の納賀良一代表が「がん患者として思うこと」と題し、約二十年前にがんでぼうこうと左の腎臓を摘出した経験を紹介。「患者に隠すのは無理があり、家族の中でコミュニケーションをとり、病気と向き合うのが大切。がんを理解して適切な治療に励むべきだ」と呼び掛けた。
意見交換では、自宅での治療を望む声や、一人暮らしによる不安が挙がった。県益田保健所は、かかりつけ医に対する積極的な相談やヘルパー利用を提言した。(谷本和久)
【写真説明】がんの基礎知識を説明する益田赤十字病院の岸本副院長(右奥)
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