夜型リズムにブレーキ 体内時計の遺伝子特定
昼夜のリズムを刻む体内時計が正確に働くよう、生物の脳などで「DEC」と呼ばれる遺伝子が調節役
を果たしていることを、広島大の加藤幸夫教授(生化学)らのチームが12日までに突き止めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008051201000395.html
体内時計に関しては「CLOCK」など4種類の遺伝子が知られているが、DECはそれとは別に午前中に強く働き、リズムが夜型にずれないように調節していた。
加藤教授は「リズムが狂うと睡眠障害のほか高血圧やがんになるとの報告もある。病気の治療薬開発につながるかもしれない」と話している。
チームはDECが働かないようにしたマウスで実験。正常なマウスに比べ、昼夜の周期が長くなって、夜型になりがちなのを確かめた。
既知の4遺伝子は2つ1組で働き、片方が時計を進めるのに対し、もう一方は遅らせるよう反対に作用してバランスを取っている。DECは光などの環境の変化に素早く反応、リズムが正確に24時間になるよう、周期を少し速めるペースメーカー的な役割を果たしていた。
(共同)
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