東京都心で年間損失44億円/ヒートアイランドの影響
都市部の気温が郊外より高くなる「ヒートアイランド現象」の影響で、東京23区では健康被害を中心に年間44億円の損失が出ているとの試算を、産業技術総合研究所・安全科学研究部門(茨城県つくば市)の玄地裕グループ長(都市熱環境)の研究チームがまとめた。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20080519000228
熱帯夜が原因の睡眠障害など、健康被害によって減少する余命などに基づき損失を計算した。横浜市で開催中の日本気象学会で21日発表する。
高温による健康への影響は、熱中症などより睡眠障害の方が幅広いと想定。23区の住民420人にアンケートし気温と睡眠の質の関係を調査した。
就寝直後の気温が、睡眠の質を左右することなどが判明。午前0時、外気温が26・7度から1度上昇すると、10%の人が睡眠障害になり、23区で年間114億円相当の健康被害が生じるとした。
暑さによって体調が悪くなる(熱ストレス)ことの損失8億7000万円や、熱中症による損失1億8000万円が加わるが、逆に寒さによって体調が悪くなる(寒冷ストレス)損失が80億円減る。
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