男性ホルモンの減少が招く「男の更年期障害」
「男の更年期障害」や勃起不全(ED)など男性特有の病気に男性ホルモンの減少がかかわっていることが明らかになってきました。また男性ホルモンの減少は酸化ストレスと関連して、ガン、糖尿病、メタボリックシンドローム、うつ病などにつながるリスクファクターとしても注目され始めています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080502/155041/?ST=life
男性ホルモン(テストステロンといいます)は、筋力や骨格を保ち男性特有の体つきを作り、精神活動の活性化や男らしさを生み出す大事な性ホルモンです。また酸化ストレスを下げ、動脈硬化や細胞の老化、ガン化を防ぐ作用があることも知られています。
この男性ホルモン(テストステロン)の分泌は20歳代をピークに加齢とともに低下し、男性ホルモンの減少は50代では12%、60~70代では28%にみられるといいます。
男性ホルモンの低下に伴って、中高年男性にも頭痛やめまい、耳鳴り、疲労感、無気力、不眠、性欲の減退など、女性の更年期障害のような症状が出ることが分かっています。更年期障害のある男性にはその9割にEDがあるといいます。
また最近の研究では、男性ホルモンの減少は酸化ストレスとも関連していることから生活習慣病を起こす引き金となり、がんや糖尿病、メタボリックシンドローム、うつ病、認知障害などのリスクファクターになっていることなども分かってきました。
男性ホルモンから男性の健康“メンズヘルス”に取り組んでいる帝京大学医学部泌尿器科教授の堀江重郎氏は「男性ホルモンの低下を防ぐためには、食生活の改善や運動、睡眠などで酸化ストレスを減らす工夫も必要ですが、男性ホルモン補充療法などの専門的な治療もありますので、心配な方は、泌尿器科やメンズヘルス外来、男性機能外来などの専門医の受診をおすすめします」と話しています。
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