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ドーピング:ゴンザレスから検出の3種、いずれも興奮作用

今回ゴンザレスから検出されたクロベンゾレックス、アンフェタミン、パラヒドロキシアンフェタミンは、いずれも興奮作用のある薬物。国内外のスポーツ団体の多くが薬物検査の基準としている世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストによると、競技会の際に行われるドーピング検査で陽性を示した場合に違反とみなされる。

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20080527k0000m050140000c.html

 アンフェタミンは、注意欠陥多動性障害や睡眠障害の治療に用いられるほか、疲労回復やダイエット(体重減量)などの効果があるとされる。しかし中枢神経を興奮させる作用があり、日本では覚せい剤取締法の該当薬物として、医療用としても認可されていない。今回の事例もNPBが警察に報告したが、刑事処分の範囲外との回答があったという。

 60年ローマ五輪で、デンマークの自転車選手がアンフェタミンの過剰使用が原因でレース中に失神して転倒し死亡。この事件が、世界のスポーツ界でドーピングが問題視され、反ドーピング活動が本格化するきっかけになったと言われる。

 パラヒドロキシアンフェタミンはアンフェタミン系の薬物。クロベンゾレックスも体内でアンフェタミンに代謝され、同じ作用がある。

 【略歴】ルイス・ゴンザレス

 ベネズエラ出身の内野手、28歳。97年に米大リーグ・インディアンス入りし、03年にロッキーズに移籍した。04年にメジャーに昇格し3年間で291試合出場、248安打、23本塁打をマークした。

 巨人に移った昨季は、手首の故障もあって25試合の出場にとどまったが、今季は不調の李スンヨプが出場選手登録を抹消された代わりに、4月15日に1軍に昇格。二塁手あるいは一塁手として先発出場を続けていた。打撃も好調で、23日に登録を抹消されるまでの32試合で35安打、2本塁打、17打点、打率3割7厘と活躍していた。

毎日新聞 2008年5月26日 22時31分(最終更新 5月26日 23時46分)

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